この年次学術集会というのは、一年間に進歩した糖尿病の研究結果や今後学会として行っていくことなど、年一回、糖尿病臨床を行っている医師、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士などのコメディカルが一堂に会して、発表したり話し合ったりする学会です。
今年の開催地は、北海道札幌市でした。今回は、旭川医科大学が主幹で、内分泌代謝学教授の羽田先生が会長でした。テーマは、糖尿病合併症の克服です。
学会では、最新の、合併症(網膜症、腎症、神経障害)の起こり方、病態、治療、についての研究が発表され、討議されました。また、今年は東日本大震災を踏まえて、災害医療のあり方について、緊急シンポジウムが開かれました。
新しい話題としては、1型糖尿病の患者さんの食事療法の考え方ついての議論が時間をかけて行われました。
私たちの施設からは医師2題、看護師1題、栄養士1題演題を発表しました。いづれも、どのようにしたら、患者さんと糖尿病治療を共有できるのかを考える臨床に即した演題でした。
いろいろな先生のご講義を聞き、治療の進歩をしり、今年もまた、その知識を患者さんの治療に生かせたらと心新たに、帰ってまいりました。
学会はいつでも襟が正される思いで、また一年頑張ろうと意識新たになるとても良い機会です。
糖尿病の治療法はどんどん進歩しておりますが、患者さんは増えており、その治療の基本が食事・運動と生活習慣そのものですから、この点で治療のよしあしが左右されてしまうという難しい点があります。私たちはまた、患者さんと糖尿病に対する思いや治療を共有していけるように、努力していきたいと思います。
追加)学会では、ジョギングの好きな医師やコメディカル時に患者さんも加わって朝、ランニングをします。今年は、北海道大学構内を走りました。
緑と歴史豊かな北海道大学の中を走るのは大変気持ちよかったです。 千葉泰子記
|