皆さん 足見ていますか?自分の足って意識しないとなかなか見ないですよね?足の裏なんて特に痛いとか何かがある時でないとじっくり見ることはないと思います。しかし、それではだめなのです。特に糖尿病の患者さんは絶対的にダメ!!なぜ、ダメかというと、糖尿病の患者さんは感染しやすいのです。そのため気づいた時には既に手遅れ。まだ、神経障害もなく痛みを感じていれば傷などができた時に、すぐに見るでしょうが、神経障害があって痛みを感じなくなってしまっている患者さんは、特に注意が必要です。痛みがないため気付かずにそのままにしておくとすでに遅いなんて言うことが多々あります。現在、糖尿病性足潰瘍および壊疽の罹患率は糖尿病治療患者(370万人)の1.6%すなわち壊疽患者さんは全国に6万人で、下肢切断は0.6%。約2万3千人いるといわれています。そんな中で、下肢切断患者さんの死亡率は肺がん患者さんの死亡率に匹敵します。下肢切断後5年間内に約70%の患者さんが死亡するといわれています。また、下肢切断後1年間内では30%の人が死亡するといわれています。とても大変なことですね。そのため私達は、皆さんにいつまでもご自分の足で元気に歩いていただけるよう、少しでもお手伝いができたらと考え今よりもさらに充実した足外来を行っていこうと考えております。ぜひ、皆さんには足に興味を持っていただき私達に相談していただければと思います。私達に足を見せてください。目が見えない、見にくくて爪が切れない、そんな方ぜひご相談ください。巻き爪、タコ・魚の目でお困りの方、一度ご相談ください。

 
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